知的障害程度別の基準

知的障害

今回は知的障害の程度について🧚

インスタにも以前、投稿したんだけど…ブログにも書いていく😊

まずはIQの表をドドーン!と!

障害と名前が付くものを黄色🟨
グレーゾーンを灰色⬜️
生活に困難が生じやすい数値を紫🟪
困難を感じない数値を緑🟩

IQ100が平均的な知能指数として認識されていて、約70%の人々が85から115の範囲内に位置する。

また、やや高いIQ116〜129の人たちも相手の会話に合わせられるため、コミュニケーションにおいての苦労は感じにくい。

表で言う緑の数値の人たちは、相手との会話の噛み合わなさや、認識のズレが感じにくくなっている😊

平均からズレるほど、コミュニケーションの難しさや、物事の処理能力、日常生活への問題が出てくる。今回はその中でも、「知的障害」に当てはまる人たちのことを書いていくよー!

知的障害の区分

知的障害は、知的能力や適応行動の発達に遅れが見られる状態。日本における知的障害の程度は、通常、知能指数(IQ)や日常生活での適応能力に基づいて、以下のように区分されます!

1. 軽度知的障害

複雑な問題解決や抽象的な思考に難しさがある場合があります。

  • 日常的な身の回りの事は1人で出来ることが多い。
  • 言語やコミュニケーションが年齢相応に期待されるよりも未熟であることが多い。
  • 時間や金銭の理解、簡単な読み書き、計算はほぼ可能だが、学習の遅れが見られる場合がある。

2. 中等度知的障害

基本的な日常生活の支援が必要です。簡単な仕事や作業を覚えることができ、半自立的に生活できることもありますが、教育や訓練が重要になります。

  • 身の回りの事は大体1人でできるが、援助が必要な場合もある。
  • 記憶や言語の理解が困難である。
  • 時間や金銭、読み書きの理解、計算の習得の遅れが見られる。
  • コミュニケーションや実用的知識の習得が緩やかである。

3. 重度知的障害

日常生活の多くの面で支援を必要とします。基本的な生活技能の習得には時間がかかり、常に介護や支援が求められることが一般的です。

  • 日常生活の多くの場面で援助が必要。
  • 数や時間、金銭、言語などを理解するのが困難。
  • 語彙や文法が限られた単純な会話や身振りによって、コミュニケーションが出来る場合もある。

4. 最重度知的障害

ほとんど自分で生活をすることができず、全ての面で支援が必要です。コミュニケーションの方法が限られている場合が多く、医療的なケアも必要になることがあります。

  • 日常的な身の回りの事の援助が必要である。
  • 常時の付き添いが必要な場合もある。
  • 会話や身振りでコミュニケーションできる場合もある。

数値だけでは判断できない部分

①知的障害があっても個々の能力や可能性は異なるため、早期の支援や適切な教育・訓練が重要です。数値が同じ人がいたとしても、能力や可能性は一人一人異なるため療育してみないとどれだけ可能性が広がるかは分からない。

②数値が低くても、日常生活での適応能力があれば、診断に至らないこともある。例えば、IQ63の人がいたとしても本人が困っていなければ、「知的障害」とは診断されない。

また今後、グレーゾーンや高IQについても書いていこうと思ってまーす🌼

コメント

タイトルとURLをコピーしました