前回の投稿の「真似されること」についての投稿

私がこのように感じた理由を深掘りした。(考えすぎ?)
理由は、私がサンプリングカルチャーが好きだから。
「何それ?」と言われそうだけど、順を追って説明していく🤩
サンプリングとは
サンプリングは既存のものをそのまま使うのではなく、取り入れた物を独自の解釈で再構築し、新たな価値を創造するプロセスのこと。
「サンプリング」は音楽や芸術の分野でよく使われる。
既存の作品や音源を一部引用・再利用する文化や手法のこと。特に音楽で広く使われ、元の作品の一部(メロディー、リズム、音声など)を切り取って新しい作品に組み込むことが一般的とされている。
つまり、丸パクリではなく、取り入れたものを使って、新しく創造することです😆
楽曲のサンプリング
文章だけでは想像しづらいと思うので、動画で見ていこう!
blood,Sweat & TearsのSpinning Wheelをサンプリングしている曲が…
RIP SLYMEの雑念エンターテインメント!(日本の曲だから聞いたことあるかな?)
似てますよね…?似ているけれど、取り入れたものから、また新たな曲を作り出している。これが、サンプリングです。
オリジナルの楽曲も、サンプリングから生まれた新しい曲も、違ってかっこいい。
誰がこんなこと始めたんだ!?と思う人もいるので、時代背景を書いてくよ〜😆
HIPHOP
HIPHOPはNYで発祥した文化
HIPHOPには四大要素があって、
①DJ (ターンテーブル回して音楽かける人)
②MC(マイク持ってラップする人)
③グラフィティ(スプレーで絵や字を描く人)
④ブレイクダンス(頭や背中を床に着けて回転したり、足をバタバタするダンス)
アメリカのニューヨークで発祥した文化なんだけど、DJで、ターンテーブル2台使いしたのはジャマイカ人で、発展させたのはフィリピン人、グラフィティはメキシコ人が始めて、ラップはアフリカ系人が引っ張っていた。
いろんな民族、いろんな文化の集合体で、黒人だけで作り上げた文化ではない。多様な民族がいてアイディアをサンプリングし続けて出来た文化がHIPHOPである。
↓この記事を読んだら、より理解が深まる。
新しいものは何かと何かの組み合わせ

↑このnoteの記事から引用します。(オレンジの文字の部分)
世の中に存在するものはどうやって生まれてきたか。そのルーツを辿っていくと、必ず異なった領域のもの同士が組み合わさっている。
どんなに革新的なものでも、新しいものでも、既存のものをかけ合わせて生まれてきているのです。その着想源を知ることで、そのもの自体への理解も非常に深まりますし、ケーススタディーを積むこともできます。
掛け合わせの上に成り立っている世の中だと見ると、なんだか新しいものを生み出したり、考えたりすることのハードルが下がるような気がしますね。
作曲手法としてではなく、世の中の仕組みとしてサンプリングを捉えてみるととても面白いなと考えています。
私もそう思う。HIPHOPに限らず、世の中はサンプリングし続けていると😌
広い意味での「サンプリングカルチャー」は、サンプリングし続けることで新しい文化が生まれることだと思っている。
だからパクリのポイ捨ては嫌なんだ!
これを踏まえて!最初に戻る。
前回の記事の真似された後の捨てられる行為が嫌だった理由。
私が「新しいものを取り入れて、更に発展させる創造」=「サンプリングカルチャー」が大好きなので、真逆の行為である、パクリポイ捨てが不快だった。新しいものを生み出す人、更に良くしていく人たちを尊敬している。
ついでに本紹介
語りすぎてしまったので、これはサンプリングに関連している!と思った本を紹介するよ〜

何も無い状態から別のものを作るのではなく、何かと何かをくっつけると新しいものになるよ。っていうことが分かりやすく書いてあった📕
気になったら読んでみてね〜!

